目次
GREEN TOKYOのガンダムプロジェクトとは?
プロジェクト概要
GREEN TOKYOのガンダムプロジェクトとして、お台場にある東京都立潮風公園に18mのガンダム像が造られました。
この企画は機動戦士ガンダム30周年記念の一環として行われたものであり、ガンダムのファンはもちろんですが、多くの人々の間で話題となりました。
さらに、このプロジェクトは緑あふれる都市東京の再生も兼ねて行われているという側面もあるのです。このイベントによる収益は緑の東京募金に還元されるなどの取り組みも行われています。
展示期間と目標来場者数
展示期間は2009年の7月11日から8月31日と、1ヶ月と少しの間の展示予定で、巨大なガンダム像は無料で公開され、来場者数の目標は150万人から200万人ほどとされていました。
プロジェクトが公表された時から大きな話題となっていましたが、実際に潮風公園で建設されるようになってからは、多くの人がフェンスの外からその完成を見守っていました。
完成前でも見ることが出来た
もちろん自分もそのうちの一人であり、完成する前から何度か足を運んで建設の様子を見ていたのです。上半身と下半身が合体して、ほぼ完成間近となったときの感動は今でもよく覚えています。
そして、ガンダムが完成し展示期間に入ってからも、しっかりと見に行ってきました。
潮風公園の実物大ガンダムを見に行ってきた
お台場にある潮風公園に実物大の立像が完成してから、実際に足を運んで立像を見てきました。
特に夏休み中は世代や性別を問わずたくさんの来場者がいたので、訪れた人はガンダムの凄さを改めて感じることができたのではないでしょうか。
自分の場合は最寄り駅である台場駅を利用して訪れましたが、改札から出ると早速ガンダムプロジェクトの張り紙を見つけることができます。
潮風公園まではガンダムと進行方向の矢印が書かれた看板がいくつかあったので、嫌でもガンダムを見つけることができるようになっていました。
案内通りに潮風公園までたどり着けば、すぐにお目当ての像を見つけることができます。 建設中のときから遠めに眺めてはいましたが、実際に完成したものをみるとまた違った感動がありました。
サイズ感に圧倒された
間近で見るガンダムはとても迫力があり、アニメやゲームの世界ではこれほど大きな機体が戦っているのだなと感慨深かったです。
前から左右から、後ろに回ってなど全方向からしっかりと観察しました。細部までしっかりと再現されているようで、ファンの一人としてとても嬉しかったです。
当たり前のことではありますがコックピットには乗ることができません。けれども、一度乗ってみたいなと思いながら、足元からガンダムを見上げていました。
オススメスポットは「ゆりかもめ」
ゆりかもめの車内からもガンダムの姿が楽しめるということだったので、ゆりかもめにも乗ったのですが興奮のあまり写真撮影を忘れてしまいました。
なので、ゆりかもめ車内からの写真はありません…。ですが、ガンダムと同じ高さからも眺めることができたので、ゆりかもめに乗ったのは正解でした。
ガンダムは首を振りながらミストを放出したり、日が落ちて暗くなってからはライトアップされて発光したりと見ていてとても楽しむことができました。
何よりも可動式であった点が嬉しかったです。直立不動な像でも文句はありませんが、やはり部分的にであっても動くところを見ることができればファンとしてはとても興奮します。
会場は大賑わい
そして、会場には多くの露店や屋台も出ていました。焼きそばなどをはじめとした、食べ物の屋台もたくさんあったので、お腹がすいても腹ごしらえをしてから再びガンダムを眺めに行くことができるというわけです。
公式のグッズ・ショップもあり、たくさんの人々が並んでいました。オフィシャルショップでは、限定のパンフレットや限定のプラモデルなどが販売されており、結構早い段階から売り切れてしまっているものもあったので、少し残念です。
パンフレットは一般書店では販売しておらず、また潮風公園限定プラモデルもここでしか購入することができないものでした。
その他には、クリアファイルやピンバッチ、Tシャツ、さらにはスタンプラリーセットという面白いものも販売されており、非常に興味深かったです。
オフィシャルショップをあとにして歩いていると、Gのマークの大きな何かを見つけました。ゴミ箱か何かだろうと思って近づいてみると、なんと募金箱です。
例のGREEN TOKYOのガンダムプロジェクト募金であり、側面はGをかたどったボックスでお金を入れる部分はまるで賽銭箱のようなつくりになっていました。
意外と多くの人が募金を行っており、面白い形状の募金箱にするという工夫があったからだと思います。
夜にはライトアップも!
一日中、潮風公園でガンダムを楽しんだのですが、最も良かったのは夜のガンダムです。先ほども書きましたように、夜になるとガンダムがライトアップされます。目が光ったり、周囲からの光を反射したりしている姿が美しかったです。
昼間の明るい時間に見るガンダムも良いのですが、夜の暗い中ガンダムが光っている様子が印象的でした。
お昼に来場者が多かったので夜になると人が減るのかなと考えていましたが、自分と同じように一日中楽しんでいるファンや、仕事終わりにスーツのままガンダムを楽しみに来たファンもおり、夜も賑わっていて驚きです。
夜も昼と同様に様々な角度から、ガンダムの観察を楽しみました。夜は暗くて細部が見づらくなってしまうだろうかと思っていたのですが、光のおかげか思っていたよりも詳細な部分まで観察することができたので良かったです。
再びゆりかもめにも乗ったのですが、やはり昼に見たのとはまた違った良さがあったので、昼と夜の二回とも乗って良かったなと思います。
ガンダムプロジェクトに感謝
潮風公園で実物大ガンダムを見たことは、とても良い経験になりました。機動戦士ガンダム30周年という節目に素敵な企画が行われたことに感謝しています。
実際に足を運んでみて思ったことは、やはりガンダムは多くの人から愛されているということです。若い男性もいれば、お父さん世代の男性もいますし、女性も幅広い年齢の方が来場していました。
一見付き添いに見えるような方でも、グッズを購入していてファンだったのだと驚いた場面もあります。そのくらい、様々な世代の方からガンダムは支持されているのです。
これから先もずっと人気が続き、たくさんの人から愛され続けていくのだろうなと感じました。私にとってガンダムプロジェクトは素晴らしい体験が出来たイベントでした。
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