パーフェクトジオング
未完成だったジオングに足を付けた姿
ジオン公国が進めた「ビショップ計画」で開発された、ジオンの象徴とも呼べる「ジオング」。有線サイコミュを搭載したニュータイプ専用機である。
ジオングと言えば一年戦争最終戦となったア・バオア・クー攻防戦で、シャア・アズナブル大佐が搭乗したのが有名であるが、実はジオングは全3機が製造されている。
シャア大佐が乗ったのは、その3機のうちの1機で足が付いていない”未完成”の状態だったジオングである。
シャア大佐がメカニックマンに「足が付いていないが?」と聞いたシーンでは、ジオングは宇宙戦闘用であり歩行能力は必要ないことから「あんなの飾りです、偉い人にはそれが分からんのです!」と返しており、これが完成形だと主張している。
しかし、軍本部が描いていたジオングは足が付いていないと完成とは言えなかったのである。
- 頭
- 胸
- 腰
- 両腕
- 両脚
この全7部位からの”オールレンジ攻撃”が可能となる機体こそが、軍本部が描いたジオング本来の姿なのである。
よって、足が付いてないジオングではこれを満たしていないため、やはり未完成と言わざるを得ない。
なお、脚部ユニットは残りの2機と同時開発されていたが、戦火で焼失したとされている。
パーフェクトジオングは”俗称”
未完成形と完成形を区別するために、足が付いたジオングを”パーフェクトジオング”と呼ぶが、これは俗称であり正式名称ではない。
足が有っても無くても、正式にはどちらも”ジオング”である。型式も同じMSN-02となる。
プラモデル情報
パーフェクトジオングのプラモデルは1984年(昭和59年)7月に「MSN-02 パーフェクトジオング」の名称でMSVシリーズから発売されている。1/250スケールで価格は500円。
パッケージのイラストは長谷川政幸氏。
機体スペック
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武装
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