目次
ヤザン・ゲーブルは『機動戦士Zガンダム』や『機動戦士ガンダムZZ』に登場するティターンズのエースパイロットである。
彼が操縦したモビルスーツは、どれも優れた性能を誇り、戦闘において非常に高い実力を発揮した。
この記事ではヤザンが搭乗した代表的なモビルスーツ「ギャプラン」「ハンブラビ」「ゲゼ」について、その特徴や戦闘スタイルを解説する。
これらの機体を通じてヤザンがどのように戦ったのかを明らかにする。
■ポイント!
- ヤザン・ゲーブルが搭乗したモビルスーツ
- ギャプラン、ハンブラビ、ゲゼの性能
- ヤザンの戦闘スタイルと活躍
- ヤザンが操縦したモビルスーツの役割
ヤザンが登場したモビルスーツ3選!特徴を解説
- ギャプランとはどんな機体か
- ハンブラビの特徴とヤザンの活躍
- ゲゼの性能とヤザンの最後の戦い
ギャプランとはどんな機体か
ギャプランは『機動戦士Zガンダム』に登場するティターンズの開発した可変モビルアーマー(TMA)である。主に大気圏内での超高高度迎撃を目的として設計された機体で、その高速性能が大きな特徴だ。
この機体は変形することでモビルスーツ(MS)形態からモビルアーマー(MA)形態に切り替え可能だ。MA形態では全てのスラスターを後方に集中させる構造のため、非常に高い推力を発揮する。
しかし、強烈なGがパイロットにかかるため当初は強化人間専用として運用されていた。後期型では一般兵でも操縦可能となったが、全天周囲モニターに死角があるなど、一部の欠点が残されていた。
ヤザン・ゲーブルが搭乗したギャプランは、こうした改良型である。
MS形態の機動性に不満を感じつつもエースパイロットらしい高度な操縦技術でビームサーベルの二刀流などを駆使し、エゥーゴのエースパイロットたちと渡り合った。
結果として、ギャプランはヤザンの活躍によってティターンズの戦力として大きな役割を果たした。
ハンブラビの特徴とヤザンの活躍
ハンブラビは『機動戦士Zガンダム』に登場するティターンズの試作型モビルスーツでヤザン・ゲーブルの象徴的な乗機である。
この機体は変形機構を持ち、モビルスーツ(MS)形態とモビルアーマー(MA)形態を素早く切り替えることで、さまざまな戦術に対応できることが特徴だ。
MS形態では近接戦闘能力に優れ、ビーム兵器や格闘用の武器を使った攻撃が可能である。一方、MA形態では高速移動を活かして敵の背後を突いたり、奇襲を仕掛けたりすることができる。
また、電撃ワイヤー「海ヘビ」という特殊兵装を搭載しており、これを駆使して敵の動きを封じることもできる。
ヤザンはこのハンブラビを用いて部下であるダンケルやラムサスと連携しながら数々の戦果を挙げた。
特に敵の「メタス」や「リック・ディアス」を撃破する際には、ハンブラビの高い機動性と変形機構を巧みに使いこなしていた。その戦闘スタイルは大胆かつ的確で、エゥーゴにとって大きな脅威となった。
一方で、この機体を最大限に活かすには変形の操作や各形態の特性を熟知する必要があり、パイロットには非常に高い技術が求められた。
そのため量産は少数にとどまったが、ヤザンのようなエースパイロットにとっては理想的な機体であった。
ゲゼの性能とヤザンの最後の戦い
ゲゼは『機動戦士ガンダムZZ』に登場するジャンクパーツを寄せ集めて作られた特異な機体である。モビルスーツではなく、モビルワーカーというカテゴリーに分類されるが性能面では侮れない一面がある。
ゲゼはグリプス戦役で破壊されたモビルスーツのパーツを活用して組み立てられており、見た目の粗雑さとは裏腹に高出力ジェネレーターやムーバブルフレームなどが採用されている。
装甲の一部には耐久性に優れるガンダリウム合金も使用されている。
この機体には射撃武器が搭載されておらず、左右に2本ずつ合計4本のアームを使った格闘戦が主な戦闘スタイルだ。
また、手持ちのステッキ型武器や廃材を投げることで、ある程度の攻撃も可能となっている。しかし、全体的な武装の限界から正規のモビルスーツと比べて戦闘力は劣っている。
ヤザン・ゲーブルは、このゲゼの2号機に搭乗し『ZZ』第8話でエゥーゴのアーガマを襲撃した。ヤザンはその高い操縦技術で善戦したが、ジュドー・アーシタが操縦するZガンダムに敗北を喫する。
ゲゼはネオ・ジオンのエンドラ級軽巡洋艦「エンドラ」に激突して破壊されたが、ヤザン自身は脱出に成功している。
その後、ヤザンは地球上でわずかに姿を見せるが最終的に消息不明となる。この戦いを最後に彼の活躍が描かれることはなくなった。
ゲゼは性能面での限界があったものの、ヤザンの執念と操縦技術を印象付けるエピソードとなった。
まとめ:ヤザンのモビルスーツ3選|特徴と戦闘スタイル
以下にポイントをまとめる。
- ギャプランは超高速性能を持つ可変モビルアーマーでヤザンが改良型を操縦した
- ハンブラビは高機動性と変形機構を活かし多彩な戦術を可能にした機体
- ハンブラビの電撃ワイヤー「海ヘビ」で連携攻撃を成功させた
- ゲゼはジャンクパーツから作られたが性能面で侮れない一面があった
- ゲゼでの最後の戦いでヤザンの執念深い戦闘スタイルが印象的だった
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