S型以上の機動性を求めて開発された機体
高機動型ザクⅡの元祖
プロトタイプ高機動型ザク(MS-06RP)は、ザクS型を超える機動性を求めて開発されたテスト機。
テスト機であるため、機体中に記録用のマーカーが付いており、カラーリングは”蛍光オレンジ”に塗られている。また、ブレードアンテナが前頭部ではなく、後頭部に付いているのも特徴となっている。
月面基地のグラナダで開発が行われ、1号機・2号機の2体を用いて約2週間かけてテストが繰り返された。
テストパイロットにエリオット・レム少佐を招いてテストが行われた。レム少佐は「ザク」の開発に当初から携わってきた人物である。
S型以上の機動性を求めた当機のテストは成功し、直ちに生産が開始された。
ところが機動性が高すぎる故に、実戦に投入するも並みのパイロットでは性能を活かしきれない(扱えない)という結果が待ち受けていた。
なお、この機体の原案は「50年代のアメリカ空軍機」をイメージしてデザインされたものである。
プラモデル情報
プロトタイプ高機動型ザク(MS-06RP)のプラモデルは、1983年から1985年にかけて展開された「MSVシリーズ」では発売されていない。
機体スペック
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武装
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