機動戦士Zガンダム

宇宙世紀0087年 新たな鼓動が宇宙にひびく…

  • 放送年
    1985年
  • 舞台年
    U.C.0087
  • 主人公
    カミーユ・ビダン
  • おすすめ度

一年戦争から7年後、カミーユはZガンダムのパイロットとして戦争に巻き込まれてゆく。(C)創通・サンライズ

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機動戦士Zガンダムの特徴とは?

『機動戦士Ζガンダム』は、1985年に放送された日本のテレビアニメである。サンライズ制作による『ガンダム』シリーズの第二作目であり、前作『機動戦士ガンダム』の直接的な続編である。全50話で構成されており、リアルロボットアニメの金字塔として高く評価されている。

物語の舞台は宇宙世紀0087年。かつての地球連邦軍は腐敗し、ティターンズというエリート部隊が実権を握っていた。ティターンズは地球至上主義を掲げ、スペースノイド(宇宙移民者)に対する弾圧を強化していた。

その圧政に対抗すべく、反地球連邦組織「エゥーゴ」が立ち上がる。主人公であるカミーユ・ビダンは、ティターンズの横暴に憤りを感じ、エゥーゴに加わることで戦いの渦中に身を投じる。

カミーユはニュータイプと呼ばれる特殊な感応能力を持つ少年であり、その精神的成長と苦悩が物語の主軸となる。前作の主人公であるアムロ・レイやシャア・アズナブルも物語に登場し、シリーズを通じた因縁や思想の対立が描かれる。

本作の特徴は、政治的・社会的背景がより複雑かつ重厚に描かれている点である。また、キャラクター同士の関係性や心理描写も深く掘り下げられており、単なるロボットアニメを超えた人間ドラマとしての側面を持つ。戦闘シーンにおいては、多彩なモビルスーツ(MS)が登場し、その戦略性とリアリティが際立っている。

総じて、『機動戦士Ζガンダム』は戦争の悲惨さ、権力の腐敗、そして人間の成長と喪失を描いた壮大な叙事詩である。シリーズの中でも屈指の重厚さとドラマ性を持ち、多くのファンにとって忘れ難い名作である。

エピソード/全50話

第1話「黒いガンダム」
第2話「旅立ち」
第3話「カプセルの中」
第4話「エマの脱走」
第5話「父と子と…」
第6話「地球圏へ」
第7話「サイド1の脱出」
第8話「月の裏側」
第9話「新しい絆」
第10話「再会」
第11話「大気圏突入」
第12話「ジャブローの風」
第13話「シャトル発進」
第14話「アムロ再び」
第15話「カツの出撃」
第16話「白い闇を抜けて」
第17話「ホンコン・シティ」
第18話「とらわれたミライ」
第19話「シンデレラ・フォウ」
第20話「灼熱の脱出」
第21話「ゼータの鼓動」
第22話「シロッコの眼」
第23話「ムーン・アタック」
第24話「反撃」
第25話「コロニーが落ちる日」
第26話「ジオンの亡霊」
第27話「シャアの帰還」
第28話「ジュピトリス潜入」
第29話「サイド2の危機」
第30話「ジェリド特攻」
第31話「ハーフムーン・ラブ」
第32話「謎のモビルスーツ」
第33話「アクシズからの使者」
第34話「宇宙が呼ぶ声」
第35話「キリマンジャロの嵐」
第36話「永遠のフォウ」
第37話「ダカールの日」
第38話「レコアの気配」
第39話「湖畔」
第40話「グリプス始動」
第41話「目覚め」
第42話「さよならロザミィ」
第43話「ハマーンの嘲笑」
第44話「ゼダンの門」
第45話「天から来るもの」
第46話「シロッコ立つ」
第47話「宇宙の渦」
第48話「ロザミアの中で」
第49話「生命散って」
第50話「宇宙を駆ける」

キャスト

カミーユ:飛田展男/シャア:池田秀一/ファ:松岡ミユキ/エマ:岡本麻弥/ブライト:鈴置洋孝/ジェリド:井上和彦/バスク:郷里大輔/レコア:勝生真沙子/フォウ:島津冴子/ロザミア:藤井佳代子/シロッコ:島田敏/ハマーン:榊原良子/アムロ:古谷徹/ベルトーチカ:川村万梨阿/カイ:古谷登志夫/ナレーター:小杉十郎太 他

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