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【セイラ・マスはニュータイプなのか?】絶対的ヒロインがニュータイプへと覚醒した瞬間に迫る!

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2023.09.12

目次

機動戦士ガンダムシリーズにおいて、『ニュータイプ』という概念は中心的なテーマ性の一つだ。

この新しい人類の進化形態は、一方で人類の未来を象徴し、他方で戦争の道具として利用される矛盾した存在である。

特に、戦闘機のパイロットとして活躍するニュータイプの多くは、運命に翻弄されて悲劇的な最期を遂げることが多い。

しかし、戦争で戦果を上げることだけがニュータイプという訳ではない。

例えば、ホワイトベースの操縦士ミライ・ヤシマや、戦争孤児のカツ、レツ、キッカなども、ニュータイプの特性を持っているとされている。

謎の多いヒロイン:セイラ・マスはニュータイプか?

さて、ここからが本題だが、今回の記事ではニュータイプをテーマに「セイラ・マス」に焦点を当てたいと思う。

彼女はシリーズのヒロイン的存在であり、多くのファンに愛されている。そして、彼女もまたニュータイプの特性を持つとされている人物だ。

セイラのニュータイプ能力:初めての明確な瞬間

セイラがニュータイプとしての能力を最初に明確に示したのは、1979年に放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」の第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」の回だった。

このエピソードではシャア・アズナブルに才能を見出されたジオン軍のニュータイプ「ララァ・スン」が、その能力を用いた特殊な攻撃を仕掛けてくる場面がある。

多くの連邦軍兵士がその攻撃に対処できない中、セイラだけがそれを感知していたのだ。この瞬間こそ、まさにセイラがニュータイプである可能性を強く示唆した場面である。

内面の葛藤と覚醒

この辺りの回では、セイラの兄がシャア・アズナブルであることが既に明らかになっている。

その事実と、ホワイトベースクルーとしての責任、そしてブライト・ノアの指揮官としての行動についての混乱が、彼女をニュータイプへの覚醒へと導いたのかもしれない。

ア・バオア・クー:兄との繋がり

同アニメがクライマックスを迎えた際、セイラは連邦軍とジオン軍の最終決戦の場となった「ア・バオア・クー」で兄シャアの存在を感じ取っているシーンがある。

この瞬間も、彼女がニュータイプである証拠と言えるだろう。

ララァの声:死者とのコミュニケーション

さらに、セイラは戦死したララァ・スンの声を感じるとる場面もある。

これは、後の作品『機動戦士Zガンダム』で見られるような、ニュータイプが死者の思念を感じ取る能力と関連している可能性が高い。

セイラ・マスのその後:未解明な点

宇宙世紀シリーズの作品が進むにつれて、兄のシャアはネオ・ジオン総帥となり多くの作品で登場するが、妹のセイラは表舞台から消えてしまう。

彼女が「投資家」として活動していたことは知られているが、その後の生活については多くの疑問が残っている。

結論:セイラはニュータイプなのか?

『機動戦士ガンダム』は登場する多くのニュータイプキャラクターを通じて、人類の進化とその矛盾が描かれている作品である。

一年戦争末期でニュータイプとしての可能性をみせたセイラ・マスは、その中でも特に謎が多いキャラクターであり、その後の彼女にスポットを当てた作品の誕生を熱望するファンも多いことだろう。

この記事が「セイラ・マス」と「ニュータイプ」についての理解を深める一助となれば幸いだ。

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