- 総投票数4000票突破! -

あなたの好きなガンダム作品は?

【ザクの系譜】数々のバリエーションが開発されたザク。その種類と進化の歴史を紹介

58205view

目次

ジオン公国軍の主力モビルスーツとして一年戦争で活躍した「ザク」には様々な種類が登場し、一年戦争後にも後継機が続々と開発され進化していった。

ここでは、そんなザクの進化の歴史を時代別に分けて追っていく。

一年戦争時 UC.0079

一年戦争時は最も多くの種類のザクが登場した時期である。
ザクⅡF型をベースとして、局地戦用などの様々なバリエーションの機体が開発されている。

MS-05 ザクⅠ

”旧ザク”の愛称で呼ばれる機体であり、史上初の実戦用モビルスーツとして登場したザク。
性能面において難があり、後に「ザクⅡ」が開発されると、主に「後方任務用」として扱われるようになった。

MS-06 ザクⅡ

”ザク”と言ったら多くの人がイメージするであろう代表的なザクが、このMS-06ザクⅡである。F型、C型などバリエーションも多い。一年戦争ではジオンの主力モビルスーツとして活躍した。

MS-06M 水中用ザク

MS-06ザクⅡを水中用に対応させたモデルである。
水中用ではあるが、実は水中での運動性はあまり良くない。実戦用としてではなく、主に水陸両用のモビルスーツデータ収集用として使用された。

MS-06J ザクⅡ

MS-06J型は、地球上での使用に特化させたタイプのザクである。主にアジア戦線などで活躍した。

MS-06S シャア専用ザクⅡ

”F型”をベースとして、エースパイロットであるシャア・アズナブル専用機としたザクⅡである。
シャアのパーソナルカラーである赤色に塗られている。また、性能面でも通常機より「20~30%」向上している。

MS-06RD-4 高機動型ザク

MS-06RD-4の型式を持つ「高機動型ザク」は、実戦用に開発された機体ではなく、宇宙空間用ドム『リック・ドム』開発のためのデータ収集用として使用された機体である。

MS-06RP 高機動型ザク・プロトタイプ

この機体は、後に開発される”高機動型ザク”の試作機であり、主に宇宙空間での使用に特化している機体である。

MS-06R-1A 高機動型ザク R-1Aタイプ

宇宙仕様のR-1型の改修機であり、パーツが高品質化されている。
黒い三連星やシン・マツナガ、アナベル・ガトーなど、その他多くのエースパイロット専用機がある。

MS-06R-2 高機動型ザク R-2タイプ

”R”シリーズの中で最も高性能な機体がこのR-2型である。
ビーム兵器の装備も検討されていたと言われるが、実現はしなかった。

キシリア・ザビ少将配下のエースパイロットで構成された部隊『キマイラ隊』に多く配備された。ジョニー・ライデンなど、専用機が多くある。

MS-06FZ ザク改Ⅱ

一年戦争において、ザクⅡ型の”最終生産型”となった機体である。
通常のF型よりも推力が倍近くあり、ゲルググと部品の共通化が図られている。

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」では、バーナード・ワイズマンが搭乗している。

デラーズ紛争時 UC.0083

一年戦争で敗戦した旧ジオン公国軍残党は各地に潜伏し、MSの維持に努めていたため新型機の開発などはされていない。

MS-06F-2 ザクⅡ F2型

「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」に登場する、MS-06F-2。
この機体はザクⅡF型の後期生産型である。統合整備計画により、コクピットやマニピュレーターはFZ型と同じ仕様となっている。

一年戦争敗戦後、ザクは連邦軍に下り、ベージュ系でカラーリングされた地球連邦軍仕様がある。

グリプス戦役時 UC.0087

なお、グリプス戦役時(機動戦士Zガンダム)にザクの開発を行っていたのは、ジオンではなく地球連邦軍である。

RMS-106 ハイザック

一年戦争後、地球連邦軍の主力モビルスーツとして、初めて新規設計された機体がこのRMS-106ハイザックである。

カラーや見た目は完全にザクであるが、中身はザクとジムを混ぜ合わせたような機体となっている。

RMS-106CS ハイザック・カスタム

RMS-106ハイザックの性能をさらに向上させ、「狙撃仕様」にした機体がRMS-106CSハイザック・カスタムである。
主な特徴としては、ビーム兵器を複数同時使用可能となっている。

第一次ネオ・ジオン戦争時 UC.0088

この時期は、地球連邦軍の”ハイザック”に触発された形で、ネオ・ジオン(アクシズ)からザク系のモビルスーツが新規開発されている。

AMX-011 ザクⅢ

ネオ・ジオン(アクシズ)が新規開発したザクⅡの後継機。AMX-011ザクⅢである。
バックパック・スカートの換装が可能となっており、拡張性に優れた機体ではあったが生産された数はごく僅かで終わった。

AMX-011S ザクⅢ改

名称の通り、AMX-011ザクⅢを改修し、”強化人間仕様”にした機体である。
主にバイオセンサーを搭載するなどして、機体の高性能化を図り強化人間に対応させている。

第二次ネオ・ジオン戦争時 UC.0093

第二次ネオ・ジオン抗争、所謂”シャアの反乱”と呼ばれるこの時期にも、主力として”シンプル化”されたザク系のモビルスーツが新規開発されている。

AMS-119 ギラ・ドーガ

AMS-119ギラ・ドーガは汎用性に優れており、性能面でもバランスのとれた機体である。
「第一次ネオ・ジオン戦争時」に開発されていた。

AMS-119 レズン専用ギラ・ドーガ

ネオ・ジオンのエースパイロットで、MS隊長でもある「レズン・シュナイダー少尉」専用としてカラーリングを青に変更し、ツノ(アンテナ)を付けたタイプのギラ・ドーガである。

なお、ビーム・マシンガンの形状が異なっていること以外は、通常機と性能面では変わらない。

RMS-106H ホビー・ハイザック

RMS-106Hホビー・ハイザックは、グリプス戦役時のハイザックを民間に払い下げたスポーツ機である。武装等はしていないが、性能面においてはベースのハイザックと同じである。

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」では、ギュネイ・ガスが搭乗している。

ラプラス戦争時 UC.0096

この時期は「アナハイム・エレクトロニクス社」が開発を担当し、第二次ネオ・ジオン戦争時と同じくシンプルな構造を引き継いでいる。

AMS-129 ギラ・ズール

AMS-129ギラ・ズールは、”シャアの反乱”時に活躍したAMS-119ギラ・ドーガの後継機である。
ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の主力モビルスーツであり、アナハイム・エレクトロニクス社が開発した。

AMS-129M ゼー・ズール

AMS-129Mゼー・ズールは、AMS-129ギラ・ズールを”水中用”に特化させた機体である。
陸上でも運用が可能な「水陸両用」となっており、陸上での能力も高い。

YAMS-132 ローゼン・ズール

YAMS-132ローゼン・ズールは、ネオ・ジオン残党軍”袖付き”の親衛隊隊長である「アンジェロ・ザウパー大尉」専用のギラ・ズールをベースにして、サイコフレームや準サイコミュ兵器である『インコム』などを搭載した機体である。

今のあなたにオススメの記事

この記事が気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

あわせて読みたい関連記事

掲載中の記事を見る

error: Content is protected !!