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バンダイナムコの社会貢献活動【GUDA】ガンダムが社会貢献の一環に
バンダイナムコグループが、先日オンラインで開催した「ガンダムカンファレンス AUTUMN 2023」で発表された社会貢献プロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION」(略称:GUDA)が話題になっている。
この記事では、GUDAの詳細やその他の関連プロジェクトについて、詳しく解説していく。
GUDAとは何か?
「GUDA」は、バンダイナムコグループがガンダムの世界観を基に推進する社会貢献活動だ。
このプロジェクトは、ガンダムの宇宙世紀における社会課題を現実世界の問題解決に活かすという野心的な試みのもと、ファンやビジネスパートナーと連携し、より良い未来を築くためのさまざまな活動を行うものである。
ガンプラリサイクルプロジェクト
GUDAの一環として、バンダイナムコグループは「ガンプラリサイクルプロジェクト」を展開しており、このプロジェクトではガンプラ(ガンダムのプラモデル)の組み立て後に残るプラスチックのフレーム、いわゆる「ランナー」を回収してリサイクルしている。
2021年度には「約11t」、2022年度には「約21t」のランナーが回収され、その全てが「マテリアルリサイクル」に活用されているのだ。
ガンダムR(リサイクル)作戦
さらに、ガンプラファンをリサイクル活動に参加させるため、「ガンダムR作戦」というイベントも展開されている。
このイベントでは、リサイクル素材を使用したガンプラの組み立て体験や、リサイクルプロジェクトの詳細が紹介されている。
2023年には全国47都道府県でこのイベントが開催され、なんと累計で19万人以上が参加したそうだ。
教育と連携:ガンプラアカデミア
バンダイナムコグループは、大阪府内の小学校で「ガンプラアカデミア」というプログラムも展開しており、このプログラムではプラモデルの製造過程やリサイクルについての教育が行われ、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献している。
このプログラムにより、子供たちはリサイクルの重要性を実感し、その一環としてランナーの回収も行っているのだ。
未来への展望
バンダイナムコグループは、2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)に「ガンダムパビリオン」を出展する予定で、このパビリオンではガンダムが提示する未来の可能性について展示されると思われる。
また、回収されたランナーは、この万博でのインスタレーション作品やその他の企画に活用される予定となっている。
まとめ:バンダイナムコがガンダムと社会貢献
バンダイナムコグループが推進するGUDAは、ガンダムの世界観を現実世界の社会貢献に繋げる画期的なプロジェクトだ。
リサイクルから教育、さらには国際博覧会への参加と、多角的な活動で未来を切り開いている。
このような取り組みはガンダムだけでなく、他のエンターテイメントコンテンツが社会貢献にどのように貢献できるかの良い例と言えるだろう。
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