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『機動戦士ガンダム』で見せた「驚きのコラボレーション」とは?
1979年に放送が開始されたアニメ『機動戦士ガンダム』は放送後も多くの続編が生まれ、長きにわたってファンの心をつかんでいる作品だ。
実はこの初代『ガンダム』の作中には、直接関連性のない他アニメのキャラクターやメカが登場していたことを知っているだろうか?
ここでは”昭和時代”のアニメらしい、制作スタッフによるちょっとした遊び心をご紹介しよう。
第14話:「時間よ、とまれ」
第14話「時間よ、とまれ」にて、ジオン軍の兵士たちがマジックショーを楽しむシーンがある。
そのマジシャンが『無敵鋼人ダイターン3』に登場するコマンダー・エドウィンに酷似しているのだ。
更に、観客の中には『ダイターン3』の主人公や執事のような人物も写っている。
なぜこのコラボが実現したのか?
おそらく『機動戦士ガンダム』と『無敵鋼人ダイターン3』が、富野由悠季監督のもと同じサンライズから制作されたからであろう。
第31話:「ザンジバル、追撃!」
次は第31話「ザンジバル、追撃!」にて。
ホワイトベースがジャブローに向かうシーンで、誘導役の者たちが『ルパン三世』のキャラクター、ルパンと次元大介に似ているのだ。
この事実に気付くと、ルパンたちがジャブローに何かを盗みに来たのでは?と考えずにはいられない。
第39話:「ニュータイプ、シャリア・ブル」
さらに、第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」にて。
作中冒頭でレビル将軍を出迎える音楽隊の中に「ルパン、次元大介、さらに石川五ェ門や銭形警部」に似た人物が混ざっている。
第42話:「宇宙要塞ア・バオア・クー」
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するゲストはキャラクターだけでない。
第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」では、なんと他アニメのメカも登場しているのだ。
連邦軍のジム大隊の中に『鉄人28号』や『ダイターン3』、『勇者ライディーン』のようなメカが混ざっているのが確認できる。
第43話:「脱出」
また、第43話(最終話)「脱出」においても、アムロがジオングに搭乗するシャアを追っている場面で『鉄人28号』のようなメカが短時間だけだが登場しているのが確認できる。
機動戦士ガンダムに登場する隠れゲスト:まとめ
以上がテレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する隠れゲストたちだ。
昭和の古いアニメには、このような制作スタッフによる遊び心も見られたが、近年はこのような事は珍しくなってしまった。
かつてはこのようなサプライズがファンの楽しみの一つでもあったのだ。
これらの事に注目して、各話をもう一度見返してみると新たな発見があるかもしれないぞ!
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