目次
- デラーズ・フリート
- アナベル・ガトー(Anavel Gato)
- ヴィリィ・グラードル(Bily Glardle)
- エギーユ・デラーズ (Aiguille Delaz)
- カリウス・オットー(Karius)
- クルト(Kult)
- シーマ・ガラハウ (Cima Garahau)
- デトローフ・コッセル(Deatloaf Kocsel)
- 旧ジオン公国軍
- アダムスキー(Adamski)
- ウォルフガング・ヴァール
- ゲイリー(Gaily)
- ケリィ・レズナー (Kelley Layzner)
- ドライゼ(Dorize)
- ノイエン・ビッター(Newen Bitter)
- ボブ(Bob)
- アクシズ
- ハマーン・カーン(Haman Karn)
- ユーリー・ハスラー(Urey Husrer)
- Blu-ray作品紹介
ここでは「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」の登場人物の中で【デラーズ・フリートのキャラクター】を五十音順で紹介しています。
なお、「デラーズ・フリート、旧ジオン公国軍、アクシズ」の3つの所属に分けて掲載しています。
デラーズ・フリート
アナベル・ガトー(Anavel Gato)
- 所属:デラーズ・フリート(MSパイロット)
- 階級:少佐
- 年齢:25歳
- 声優:大塚明夫
デラーズ・フリートのMSパイロットで、一年戦争での活躍から「ソロモンの悪夢」の異名を持つ。
「武」や「義」を重んじる性格で、会話の中で「四字熟語」を用いることが多い。(戦国武将の上杉謙信がモデルとなっているらしい)
核兵器を搭載したガンダム試作2号機を奪取して、拠点である”茨の園”へ持ち帰ることに成功する。
作品序盤から終盤まで、コウ・ウラキと数々の死闘を繰り返したが、結局決着は着かなかった。
星の屑作戦にてコロニーの最終軌道調整を果たした後、デラーズ・フリート残存兵の回収作業を行っていた「アクシズ先遣艦隊」にたどり着くため、味方部隊と共に連邦の包囲網突破を試みるが、機体・体力の消耗に加えて、連邦の圧倒的戦力の前に力尽き、最後はノイエ・ジールごと敵戦艦に特攻して戦死した。
ヴィリィ・グラードル(Bily Glardle)
- 所属:デラーズ・フリート(ペール・ギュント艦長)
- 階級:少佐
- 声優:稲葉実
ガトー艦隊旗艦「ペール・ギュント(ムサイ級)」の艦長。
ガンダム試作2号機を奪取し宇宙に脱出したガトーを回収した。
回収後、”茨の園”へと帰還する途中に、同じデラーズ・フリートの「シーマ艦隊」に嫌がらせ行為を受けている。
月での推進剤点火後の戦いにて、コウ・ウラキが乗る「ガンダム試作3号機デンドロビウム」の大型ビームサーベルで、戦艦をブリッジごと切り裂かれて戦死した。
エギーユ・デラーズ (Aiguille Delaz)
- 所属:デラーズ・フリート
- 階級:中将
- 声優:小林清志
元ジオン公国軍大佐で、デラーズ・フリートを立ち上げた人物である。
宇宙世紀0083年にアナベル・ガトーらを率いて「デラーズ・フリート」結成を宣言し、星の屑作戦を発動。
ガトーは一年戦争時にデラーズから命を救われたこともあり、彼を非常に敬愛している。
星の屑作戦(コロニー落とし)の達成まであと一歩という段階で、自らが招き入れたシーマ・ガラハウに謀反を起こされ、拳銃で頭を撃ち抜かれて死亡。
デラーズ・フリートを支援したアクシズ艦隊のユーリ・ハスラー少将は、紛争終了後に「デラーズ、星の屑は成ったぞ」と亡き彼を称えている。
カリウス・オットー(Karius)
- 所属:デラーズ・フリート(MSパイロット)
- 階級:軍曹
- 声優:飛田展男
ガトーの部下であり一年戦争では共に、ア・バオア・クー防衛戦に参加している。
非常に真面目な性格で、パイロットとしての腕前も一流である。
ガトーを心底慕っており、終始ガトーの体調を気にかけていた。
紛争終盤には、ガトーからニナ・パープルトンを乗せた脱出ポッドを託されており、ガトーからの信頼も厚いことが伺える。
その後、アクシズ先遣艦隊と合流してアクシズへと脱出し、デラーズ紛争を生き抜いた。
なお、デラーズ・フリート所属の主要人物で紛争を生き延びたのは「カリウス一人だけ」である。
クルト(Kult)
- 所属:デラーズ・フリート(シーマの部下)
- 声優:稲葉実
シーマ・ガラハウの部下。
シーマと共に月面都市フォン・ブラウン市の最下層工業区画で暮らしていたケリィ・レズナーの元を訪れた人物。
その後、クルトの不用意な発言からシーマの裏切りを知ったケリィは激高し、ヴァル・ヴァロを単独で発進させてしまう。
責任を取らされたクルトは「ザクIIF2型」でケリィを止めるためヴァル・ヴァロと戦うことになるが、ザクⅡでは全く歯が立たず、ヴァル・ヴァロの体当たりで機体を真っ二つにされて戦死した。
シーマ・ガラハウ (Cima Garahau)
- 所属:デラーズ・フリート(シーマ艦隊)
- 階級:中佐
- 年齢:35歳
- 声優:真柴摩利
エギーユ・デラーズに導かれてデラーズ・フリートに参加していたが、実際には連邦のグリーン・ワイアット大将やジーン・コリニー提督と通じており、裏取引きを進めていた。
MSの腕前は一流で、愛機のゲルググ・マリーネ(シーマ専用機)で、コウのガンダム試作1号機を大破させている。
最終的にデラーズを裏切り銃殺した。(ガトーは当初からシーマに嫌悪感を抱いていた)
その後「ガーベラ・テトラ」に乗り替え、コウのガンダム試作3号機と対決するも「メガ・ビーム砲」の砲身で胴体を刺された上、そのままビームを撃ち込まれて戦死した。
デトローフ・コッセル(Deatloaf Kocsel)
- 所属:デラーズ・フリート(リリー・マルレーン艦長)
- 階級:大尉
- 声優:掛川裕彦
シーマ艦隊旗艦「リリー・マルレーン」の艦長。兼シーマの副官。
シーマのことを「シーマ様」と呼ぶ人物で、まさに悪役といった見た目と服装をしている。
シーマの仕草一つで「シーマ様のMSを!」と指示を出すなど、シーマの事をよく理解しているようである。
紛争終盤ではシーマと共にデラーズ・フリートを裏切り、エギーユ・デラーズのグワデンを制圧する。
ガトーの前でシーマがデラーズを銃殺すると、ガトーは激高しノイエ・ジールでブリッジを破壊。コッセルはそのまま宇宙空間に放り出されてしまう。
旧ジオン公国軍
アダムスキー(Adamski)
- 所属:旧ジオン公国軍(MSパイロット)
- 階級:少尉
- 声優:田原アルノ
ガトーと共にガンダム試作2号機強奪の際にドム・トローペンに搭乗して出撃。
また、2号機奪取後に追撃してきた連邦軍のディグ・アレン中尉(パワードジムに搭乗)を撃墜した人物である。
2号機とガトーの脱出をサポートするが、最後はチャック・キース(ザクⅡに搭乗)のヒートホークによる反撃を受けて戦死した。
ウォルフガング・ヴァール
- 所属:旧ジオン公国軍(キンバライト基地)
- 階級:大尉
- 声優:岸野一彦
ガトーの宇宙脱出を支援するため、基地司令であるノイエン・ビッターがMSで出撃した後のキンバライド基地を任された人物。
ガトーが無事に「HLV」で宇宙に脱出したのを見届けた後、白旗を掲げて連邦軍に降伏した。
その光景を見たコウ・ウラキは「あれが、敵!?」と言葉を漏らしている。
ゲイリー(Gaily)
- 所属:旧ジオン公国軍(MSパイロット)
- 階級:少尉
- 声優:田口昂
ガトーがガンダム試作2号機強奪する際にドム・トローペンに搭乗して出撃してトリントン基地を襲撃した。
トリントン基地にて連邦軍の中にザクの姿を見つけると、「あれは!?ザクか…連邦に下ったのか」と嘆いた。そのザクⅡに搭乗していた「ラバン・カークス」を一刀両断にしている。
ゲイリーが登場するのはこのシーンが最後である。
襲撃翌朝のトリントン基地にてドム・トローペンの残骸が映るシーンがあるが、撃墜された場面は描かれていないため彼の安否は不明である。
ケリィ・レズナー (Kelley Layzner)
- 所属:元旧ジオン公国軍(0083ではジャンク屋)
- 階級:大尉(当時)
- 声優:玄田哲章
元ジオン公国軍のパイロットで、一年戦争で左腕を失っている。
ガトーとは深い間柄であり、デラーズ・フリートへの誘いも受けていた。
月のフォンブラウンにある自宅に隠していたヴァル・ヴァロを密かに修理しており、ヴァルヴァロの存在を知ったシーマが接触してくるが、必要なのは機体のみである事を知ったケリィは激高してヴァルヴァロを単独で発進させる。
出撃したコウのガンダム試作1号機と戦闘になり、撃墜される。機体の爆発直前に、コウに脱出装置の作動を促されたが「そんな物は積んじゃいない」とヴァル・ヴァロと共に散った。
ドライゼ(Dorize)
- 所属:旧ジオン公国軍(ユーコン潜水艦艦長)
- 階級:中佐
- 声優:仲木隆司
「ユーコン潜水艦U-801」の艦長。
ガンダム試作2号機奪取計画では、ガトーからの要請により作戦を支援した。
計画の詳細は知らされていなかったが、ガトーの計画・行動を事前に予測して指示を出すなど、かなり有能な人物である。
ノイエン・ビッター(Newen Bitter)
- 所属:旧ジオン公国軍(キンバライト基地司令)
- 階級:少将
- 声優:池田勝
ダイヤモンド採掘鉱山跡にあるキンバライド基地司令。
ガンダム試作2号機を奪取したガトーの大気圏離脱を支援した。
HLVをガトーへ提供し、自身もHLV発射までの時間を稼ぐためにMS(ザクⅡF2型)で出撃してアルビオン隊と交戦するが、コウが搭乗するガンダム試作1号機に撃墜され戦死した。
部下からも慕われ、非常に人望の厚い人物であり、戦略家・MSパイロットとしても一流である。
数々の厚い支援を受けたガトーは「星の屑作戦」の全てを伝えることが出来ない事を悔やんだが、ビッターは「それが作戦というものだ!」と返した。
ガトーはそんなビッターの事を「武人の鑑です」と称えた。
ボブ(Bob)
- 所属:旧ジオン公国軍(MSパイロット)
- 階級:中尉
- 声優:佐藤正治
ガトーのガンダム試作2号機強奪作戦で「ザメル」に搭乗してトリントン基地を襲撃した。
基地内には侵入せず、後方から味方への攻撃指示と「680mmカノン砲」による援護射撃を行った。
トリントン基地司令であるホーキンズ・マーネリ准将のいる基地司令部へ砲撃を直撃させた。
ガンダム奪取後の攻防戦にて連邦のサウス・バニング大尉が搭乗するジムに撃破され戦死した。
アクシズ
ハマーン・カーン(Haman Karn)
- 所属:アクシズ
- 声優:-
ハマーンは0083では第9話のみ、1シーンだけ登場している。
宇宙世紀0083年11月10日にデラーズ・フリートを支援するために派遣した艦隊を確認するシーンでその姿を確認することができるが台詞は無い。
ユーリー・ハスラー(Urey Husrer)
- 所属:アクシズ(先遣艦隊司令)
- 階級:少将
- 声優:青森伸
アクシズ先遣艦隊司令。
デラーズ・フリートの「星の屑作戦」を支援するため、アステロイド・ベルトより艦隊を率いて地球圏へ帰還。
コウ・ウラキとの戦いでガンダム試作2号機を失ったアナベル・ガトーに、モビルアーマー「ノイエ・ジール」を提供した。
だがアクシズ艦隊の実際の役割は「星の屑作戦」終了後の残存兵の回収作業であり、連邦軍と交戦する意思はなく、あくまでも”中立的”な立場であった。
連邦軍から滞在時間が過ぎていることを指摘された際には、ニナ・パープルトンが回収作業継続を訴えるも、連邦側から「一戦交える覚悟でも?」と脅され、やむなく回収作業を終了しアクシズへ進路を向けた。
エギーユ・デラーズとは旧知の仲のようで、紛争終結後に「デラーズ、星の屑は成ったぞ」と彼を称えている。
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