連邦軍初の白兵戦用MS ガンダム
一年戦争で白い悪魔と恐れられた
地球連邦軍としては初となる白兵戦用のモビルスーツで、誰もが「ガンダム」と言ったらこの機体を指すほど有名である。その活躍は伝説となっており、ジオン公国軍からは”白い悪魔”と呼ばれて恐れられた。
ジオン軍のシャア・アズナブル少佐がサイド7に襲撃をしかけた際に、当時民間人であったアムロ・レイがこのガンダムに乗り込んで戦ったのは誰もが知ることである。
しかし、あの時サイド7にはガンダムが全部で3機あったことは、あまり知られていない。アムロが乗り込んだのは3機のうちの1機で、RX-78-2と呼ばれていた2号機なのである。
「V作戦」の中で開発された白兵戦用MS”RXシリーズ”はジャブローで全3機が製造されており、その後3機はサイド7に運ばれてテストが行われている。
- RX-78-1:(1号機/プロトタイプガンダム)
- RX-78-2:(2号機/アムロが搭乗したガンダム)
- RX-78-3:(3号機/後にG-3ガンダムに改良される)
※型式末尾の数字は、そのまま1号機、2号機、3号機を指していると思われがちだが、実際には機体の仕様を指している。
また、1号機、2号機、3号機はそれぞれ武装の種類や、機体各部の形状、カラーリングなどに違いがある。
1号機と3号機の行方
アムロが乗り込んだ2号機はそのまま一年戦争を戦い、最終的にはア・バオア・クー攻防戦での損傷で放棄される事になるのは誰もが知っている事実であるが、では1号機と3号機はどうなったのか?
実は1号機(プロトタイプガンダム)はシャアの襲撃で破壊されてしまったのだ。3号機も当初は1号機と同じく破壊されたと思われていたのだが、後に全くの無傷で発見されている。
発見された3号機のその後の行方については2説ある。
- 1つ目:発見された3号機は、アムロが乗る2号機の部品取りとしてホワイトベースに搭載されており、その後オデッサで再構築された。
- 2つ目:発見された3号機は、G-3ガンダムへと改修されて実戦に投入され、星一号作戦の際には”マグネット・コーティング”が施された。
アムロは途中で3号機に乗り換えた!?
これも確かな事ではなく”根強い説”となっている事だが、アムロは星一号作戦直前に2号機から3号機に乗り換えたのでは?とも言われている。
この頃のアムロはニュータイプへと覚醒しており、アムロの反応スピードにガンダムが対応しきれなくなっていた。
そこで連邦軍は機体の間接各部に”マグネット・コーティング”を施し、機体の反応速度を2倍に向上させる事に成功している。
アムロが搭乗していた2号機にこの処理を施したとされるのが一般的に認知されているが、実はこのタイミングでアムロは既にマグネット・コーティングが施されていた「3号機に乗り換えた」とも言われている。
プラモデル情報
RX-78-2ガンダムのプラモデルは1983年から1985年にかけて展開されたMSVシリーズからは登場していない。
機体スペック
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武装
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