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ガンダム作品の影の存在!?『戦艦』
『ガンダム』シリーズで話題を集めるのは多くの場合、戦いのメインを務めるモビルスーツである。
しかし、モビルスーツが活躍する舞台裏で、しばしば見過ごされがちな「戦艦」もまた、その存在感で独自の魅力を放っていることを忘れてはならない。
この記事では、『ガンダムシリーズ』に登場する戦艦の中で、3艦にスポットを当てて技術的な進化と戦術的な重要性について考察したいと思う。
①「サラミス」ガンダムシリーズで最も長寿な戦艦
愛され続けて74年
地球連邦軍のサラミスは、ファーストガンダムと呼ばれるアニメ『機動戦士ガンダム』から登場しており、その後も多くのシリーズで登場する老艦だ。
初登場時はモビルスーツ戦に対応していなかったものの、その後はモビルスーツ戦に適応できるように改良されるなど、連邦軍では長年に渡って重宝された戦艦である。
調べたところ、驚くべきことにサラミスは「宇宙世紀0079年」から「宇宙世紀0153年」までの74年間も運用されていることがわかった。
これはガンダムシリーズに登場するメカニックの中でも最長の運用期間であり、その耐久性と適応性が高く評価されている。
②「ドロス」ジオン公国軍の移動要塞
ジオンが誇る超巨大艦
ジオン公国軍のドロスは、その巨大なフォルムと高い積載能力で知られている戦艦で移動要塞とも言われる。
この艦は、なんと「182機」ものモビルスーツを搭載可能となっており、十分な火力も併せ持っている。
特に、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、そのサイズがさらに拡大されて「全長7000メートル以上」とされている。
この艦は、木星と地球間の惑星間輸送も担っており、その多機能性が評価されている。
➂「ネェル・アーガマ」アナハイム・エレクトロニクスの傑作
コロニーレーザーに匹敵する火力
『機動戦士ガンダムZZ』に登場する「ネェル・アーガマ」は、アナハイム・エレクトロニクス社によって設計された一隻限りの強襲揚陸艦だ。
この艦はハイパー・メガ粒子砲をはじめとする多種多様な武装が装備されており、その火力はコロニーレーザーに匹敵するとされている。
さらに、この艦はソーラー・ウイングを備えておりソーラー発電が可能だ。これにより、エネルギー消費が高いハイパー・メガ粒子砲を効率よく運用することができる。
また、モビルスーツの積載能力も非常に高く、最大で16機のモビルスーツを搭載可能となっている。
ガンダム作品の影:戦艦の魅力まとめ
『ガンダム』シリーズにおいて、戦艦は常にスポットを当たり続けるモビルスーツの活躍を支える重要な存在だ。
今回注目した「サラミス、ドロス、ネェル・アーガマ」の3艦は独自の特性と進化があり、それぞれが独特の戦術的価値を持っていることがわかった。
ガンダムは”モビルスーツが主役”であるとは言え、戦艦もまたその戦術的な重要性と技術的な進化で、ガンダムの世界において欠かせない要素となっているのだ。
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