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【高機動型ザクⅡ】高機動型ザクの原型となった初期生産型のMS-06R-1を解説!

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初期型・高機動型ザクⅡ

R-1A型の原型となったザク

MS-06R-1は、高機動型ザクⅡの初期生産型である。
プロトタイプのMS-06RPから構造を見直し、生産化された機体。

プロトタイプからの主な改良点
  • 外部設置式伝導ケーブルの追加
  • サーキットの増加
  • 小型スラスターの追加

その他、腰部のインテグラルタンクを胴体・脚部へ分散させるなどされている。

MS-06FザクⅡをベースに再設計されているため、各部にMS-06FザクⅡの痕跡が見られる。また、R型ではあるが、グリーンカラーなのもF型の名残である。

F型からの性能の向上に成功し、最初期に22機が生産されたが、整備性の悪さや、燃料補給などの運用性の悪さから、すぐさまR-1A型へと移行されることとなった。

なお、R型全体で見ると約80機ほどが生産されており、エースパイロット専用機などを除くと、殆どがグリーンカラーの機体であった。



プラモデル情報

高機動型ザクⅡ(MS-06R-1)のプラモデルは、1983年(昭和58年)4月にスタートした「MSVシリーズ」の第1弾として発売された記念すべきモデルである。

名称は「MS-06RザクⅡ」、1/114スケールで、価格は500円。

機体スペック

  • 名称:高機動型ザクⅡ(初期型)
  • 型式:MS-06R-1A
  • 登頂高:18.0m
  • 重量:61.8t
  • 全備重量:76.8t
  • 出力:1.012kW
  • 推力:52.000kg
  • センサー有効範囲:3.200m
  • 装甲材質:超硬スチール合金

武装

  • ヒートホーク
  • ザク・マシンガン
  • ザク・バズーカ
  • ジャイアント・バズ

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