ジム・スナイパーカスタム
エースパイロット専用の高性能型ジム
一年戦争で地球連邦軍が開発したモビルスーツ・ジムを、エースパイロット用に改良したのが「ジム・スナイパーカスタム」である。
ジムは開戦当初に無敵を誇ったジオン軍のザクⅡ(MS-06)よりも高性能ではあったが、ガンダムと比べるとその性能差は大きかった。
そこで一部のエースパイロットからの要望を受け、エースパイロット向けのジムが開発される事となった。
そのうちの1機がジム・スナイパーカスタムであり、他のジムとは異なる”ミリタリーカラー”で塗られいるのが特徴的である。
ネーミングにスナイパーと付けられているだけあって、射程を強化した専用のビーム・ライフルを装備している。(※装填数が少ない事が課題となった)
また、ランドセルや脚部スラスターの推力を向上させ、機動性も強化されている。そのため製造コストが加算され、生産された機体は約50機ほどだとされる。
エース専用機であるため、各パイロットの要望に合わせたカスタマイズが施されており、中でも『フランシス・バックマイヤー中尉』の機体が有名である。
彼のジム・スナイパーカスタムは非常に重武装で、頭部に格闘用のバイザーを装備しており、脚部には2連装ビームガンを備えている。
なお、バックマイヤー中尉仕様は”有効的”であると判断され、生産された50機の約半数に同じ仕様が採用されることになった。
高機動・重武装となったジム・スナイパーカスタムは、主に艦隊防衛などに運用された。
プラモデル情報
ジム・スナイパーカスタムのプラモデルは1983年(昭和58年)12月にMSVシリーズから「RGM-79 ジムスナイパーカスタム」の名称で発売されている。1/144スケールで価格は400円。
パッケージのイラストを手掛けたのは上田信氏で、艦隊防衛風景が描かれている。
機体スペック
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武装
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