作業用ザク
一般作業用ザク
作業用ザクは型式MS-06W(ザクW型と呼ばれる)で、一般作業を目的として現地調達、現地生産されたザクである。
ザクタンクと同じく、戦闘で損傷した機体を再利用(リサイクル)して作られたMSで、ザクタンクよりも誕生時期が早い。
そのため、旧式のザクⅠ(MS-06)のパーツが流用されている。(ザクⅡやグフを再利用した機体もあったようだ)
この作業用ザクは「アジア西部戦線とアフリカ戦線」限定で運用されたため、殆どのジオン軍人が機体の存在すら”知らない”という悲しいMSでもある。
作業用ザクの役割
作業用ザクの主な役割は「土木作業や輸送」などである。
左腕には「大型スコップ」、右腕には「ウインチ」を装着し、作業用としての機能が充実している。
また、背部のランドセル部分にはコンテナを背負える「デッキ」が設けられており、荷物の運搬が可能となっている。
戦闘にも参加!?
腕部分はザクタンクのような「作業用マニュピレーター」ではなく、ザクⅡのパーツを流用しているので武器の装備は可能であった。
そのため、一年戦争末期にジオン軍が戦力不足に陥った際には、武装して戦場へ担ぎ出されたとされている。
プラモデルの登場
なお、作業用ザク(MS-06W)のプラモデルは1983年から1985年にかけて展開されたMSVシリーズでは発売されず、ガンプラコレクションの1/288スケールでの発売となった。
機体スペック
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武装
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