ジム・キャノン
中距離支援型ジム
地球連邦軍が開発した量産型モビルスーツRGM-79ジムは、RX-78-2ガンダムのベースとして開発されたこともあり、近距離専用の機体であった。
実戦において中距離用の必要性が求められた連邦軍は、量産型の中距離支援機開発を計画する。
中距離支援用MSには既にガンキャノンが存在していたが、ガンキャノンを量産するにはコストがかかり過ぎる事から却下された。
そこで目を付けたのが「ジム」の中距離支援化である。
RGM-79ジムと同じ生産・製造ラインで開発し、使用されるパーツの約60%は共通部品ため、低コストでの量産が可能であった。
完成した試作1号機のテストにて、キャノン砲を担いだジムは機体の安定性が不安視された。
それを補うため、脚部には増加装甲が取り付けてある。ジム・キャノンの下半身が強固な姿になっているのは重量がアップした上半身とのバランスを取るためである。
実際に製造されたジム・キャノンは各部隊に配備されている。
配備先の詳細は以下の通り。
- ティアンム艦隊:14機
- レビル艦隊:14機
- 北アメリカ戦線:6機
- アフリカ戦線:19機
- ジャブロー防衛:9機
北米戦線仕様のジム・キャノン
プラモデル情報
ジム・キャノンのプラモデルは1983年(昭和58年)5月にMSVシリーズから「RGC-80 ジムキャノン」の名称で発売されている。1/144スケールで価格は400円。
パッケージのイラストを手掛けたのは石橋謙一氏。
機体スペック
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武装
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