【ガルマ・ザビ専用】ザビ家末弟のザク MS-06FSを解説！

ガルマ・ザビ専用ザク

ガルマ・ザビとは？

ザビ家の末弟（四男）。ジオン公国軍地球方面軍司令官で、階級は大佐。

シャア・アズナブルとは士官学校の同期で友人でもあった。家柄のコンプレックスや、功績を挙げたいなどの理由もあったが、戦場にも果敢に出撃している。

ホワイトベースが地球に降下した際には、追撃してきたシャアと共闘して自らの手柄にしようとするが、シャアの策略にはまり戦死した。

実はガルマはジオン公国内での人気は非常に高かったようで、部下からの信頼も厚かったとされる。

ザビ家末弟の専用機

ガルマ・ザビ大佐専用のザクは型式MS-06FSで、ザクF型をマイナーチェンジした機体である。

指揮官機としてのブレードアンテナに加えて、ガルマのパーソナルカラーである”ブラウン色”に塗られている。

F型からの主な変更点は、頭部に40ｍｍ機関砲×4を搭載した程度で、それ以外の基本性能は同じである。頭部に内蔵した機関砲は、狭いスペースに無理やり付けた感があるため、装弾数は少なく「10秒」程で弾切れになる。

FS型は指揮官機として開発されたが、生産されたのはザクS型が登場するまでの僅かな期間だったため、生産台数は極めて少ない。

また、ガルマ専用機はF型の中から精度の高い機体が選ばれており、ガルマ専用のチューニングも施されている。

ガルマ専用ザクとして用意されたはいいが、地球方面軍司令となったガルマは”ガウ攻撃空母”や”ガルマ専用ドップ”に搭乗することになるため、悲しいことにガルマがこの機体に搭乗した記録は残っていない。

プラモデル情報

ガルマ・ザビ大佐専用ザクは、1983年から1985年にかけて展開された「MSVシリーズ」では発売されていない。

機体スペック

武装